minolta HI−MATIC C

沈胴式のカメラ

このカメラは一応ハイマチックシリ−ズである。といってもEやFの時代ではない。7sや9、11の時代に発売された沈胴式コンパクトカメラである。
なかなかユニ−クなカメラで、引っ込めたレンズはレンズの上の緑のボタンを押すとポンと飛び出す。
ボディはプラスチックである。外観ではまったくわからないように巧妙に作られている。つまりこの時代はまだプラスチックが市民権を得ていないのである。プラスチック=安物というイメ−ジをなんとかごまかそうと、当時の雑誌の広告にはダイキャレスという言葉が使われている。

みのかんのハイマチックC

これは最近手に入れたものである。ヤフオクでたしか3000円くらいだったと思う。もちろんジャンクである。お決まりの水銀電池の液もれによるコ−ドの腐食。腐食は電池室とコ−ドだけだったので簡単に修理した。
以前より欲しかったカメラなので嬉しかった。でもこの頃は写真を撮るよりジャンク修理のほうが面白くて、一回試写しただけで飾り物になっている。今度じっくり撮ろうと思っている。

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